「便所開き」で新校舎をお祝い?

愛知県の稲沢市にある、名古屋文理大学に新校舎が完成した。新校舎が完成したことを祝い、学生らが同市に古くから伝わる風習である「便所開き」でお祝いした。この企画は、同大学の学生有志が企画をした。
「便所開き」は、家などを新築した際に知人や近所の人を家へ招き、便所でお茶菓子を振る舞って神様をまつる風習のことである。
尾張地方で行われていたとされていて、洋式便所になった今でも同市祖父江町を中心に行われている伝統行事である。
学生らは、教室や食堂などがある新校舎のトイレの便器の上に座布団を敷き、1人ずつ座って抹茶とおはぎを食べた。
この「便所開き」に招待された理事長や学長らも体験をした。
学生らは今年度、市と連携して、動画を使って稲沢の魅力を若者目線でPRする事業に取り組むという。
リーダーで情報メディア学部4年の学生は、「不思議な行事。この面白い伝統行事を、稲沢をPRするための素材にしたい」と話した。