本屋大賞

全国の書店員が「今一番売りたい本」を決める、「2015年本屋大賞」がこのたび発表され、上橋菜穂子さんの『鹿の王』が大賞に選ばた。
上橋氏さんは昨年、1994年に受賞した、まど・みちお氏以来日本人の作家としては2人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞しているという。
受賞作は未曽有の危機に立ち向かう父と子を描いた長編作品で、上巻の「生き残った者」、下巻の「還って行く者」の2巻が刊行されている。
上橋さんは1989年に『精霊の木』で作家デビュー。
主な著書に『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズや、「獣の奏者」シリーズなどがある。
なお、『精霊の守り人』は、2016年より女優の綾瀬はるか主演でNHKにて「大河ファンタジー」と銘打ちドラマ化が決まっているそう。
今年で12回目を迎える本屋大賞。
今回は2013年12月1日から2014年11月30日に刊行された国内のオリジナル小説を対象に実施された。
一次投票では、461書店580人の書店員が一人3作品に投票し、上位10作品をノミネート作品として決定をする。
その後の286書店345人による二次投票で大賞が選出された。
本屋大賞は本の書店員と言うある意味、「本のプロ」たちによって選ばれるとあって毎年注目される賞である。
過去の受賞作でも大きな話題となり、ドラマや映画化されたものも多い。
普段自分から選ばないようなジャンルでも、同賞を取った作品と聞くと手に取る人も多いというのが大きいのだろう。機会があればぜひ読んでいただきたい。