船橋市、子供のボール遊び復活か

千葉県船橋市は、公園でのボール遊びが可能になるよう取り組むそうだ。
現在、全国の公園ではボール遊び禁止とされていることがほとんどだ。船橋市は、中学生の要望を受け入れ方針変更を決めた。
まずは今年9月から11月までで市内5公園で週1~2回程度、放課後2時間を使って試行する。可能なら2017年度以降、他の公園にも広げて本格実施するそうだ。
試行するのは夏見台近隣公園や西船みどり公園など、広場がある公園。主に小中学生の利用を想定し、ルールを決めて広場の中で自由にボール遊びができるようにする。移動式のフェンスなどを置いてボールが園外に出ないよう工夫する。また、試行中は市の外郭団体「生きがい福祉事業団」に登録した高齢者らを見守り役として配置する予定だという。
公園では時代とともに「子どもの声がうるさい」「小さい子には危険」「ボールが家に当たった」などの苦情が増え、船橋市では、苦情があった公園に順次「他の人の迷惑となるボールあそび禁止」の看板を設置してきたが「迷惑となる」ことの明確な決まりはないそうだ。
船橋市では、中学生のまちづくりへの関心を高めるための「こども未来会議室」で中学生から「ボール投げができる公園」の要望を聞き今回の方針に繋げた。
松戸徹市長は「選挙権年齢が引き下げられる中、子供たちに『思いを述べれば社会が動くことがある』と実体験してほしかった。未来会議室で挙がった意見は、採否の理由も明らかにしており、そうしたプロセスを今後も大切にしたい」と話したという。
現在、たびたび外で遊ぶこどもが減ったと話題になるが、遊べる環境が整っていないことが何よりの原因である。時間などを決めた上で全国的に広がればいいと思う。

凍結卵子で出産、健康女性初

将来の出産に備えて、独身だった41歳の時に、自分の卵子を凍結保存した大阪府内の女性が昨年、その卵子を使って、女児を出産したことが分かりました。
がん治療など医学的な理由があって、卵子を凍結し、妊娠・出産した事例はあるものの、仕事などといった社会的な理由を背景にしたケースが確認されたのは初めてのこととなります。
近年、晩婚化が進み、高齢になってからの出産や卵子の老化による不妊症への関心が高まる一方、日本産科婦人科学会は健康な女性が社会的理由から実施する卵子凍結を「推奨しない」としています。
今回、女児を出産したこの女性は、30代後半から、大阪市内の2カ所のクリニックで計十数個の卵子を凍結保存しました。
30代後半、仕事が忙しく、結婚の予定はありませんでした。ですが、どうしても自分の子どもがほしくて、自然妊娠を待つような悠長なことはできないと考えた結果だと言います。
その後、女性は、今の夫と出会い、2年前に結婚しました。
夫の理解も得られて、すぐに卵子を解凍し、精子を注入する体外受精を実施しました。そして、昨年初夏に女児が生まれました。
卵子は壊れやすく、凍結保存は困難だったものの、1990年代後半に技術が改良され普及し始めました。
晩婚、高齢出産、不妊症、少子化など、様々な問題のある近年。この女性の勇気ある行動が大きな一歩となることは間違いないでしょう。